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製品開発相談

製本用針金

海外にしかないものを、日本で開発せよ。

光洋鉄線の製本用針金の開発は、1970年代前半、東京の製本問屋からの「ドイツと同じワイヤーを製造してほしい」という依頼から始まりました。当時の中綴製本機械は、ドイツメーカーのものが大半を占め、機械には海外製の製本ワイヤーが付いており、それ以外のものを使用すると不具合が多発していました。さらにその製本ワイヤーは単価が高く利益を圧迫するなど、問屋・ユーザー双方にとってメリットが少なかったのです。

ご依頼に応えられるまで、研究し続ける。

当時、既に電気亜鉛めっきやアフタードロー(後伸線)に関するノウハウの蓄積があった私たちは、お客様のご希望に応えられると考え、製本ワイヤーの研究開発を開始。いざ始めると一筋縄ではいかず、様々な苦労がありましたが、製本問屋さんと連携をとりながら研究を重ね、無事に開発することができました。この時の製品は現在の製本用ワイヤーの原型になっています。